古民家再生

 ■民家について
 明治20年に個人所有の民家として建築された雪の多い
 東北地方特有の曲がり屋建築。
 昭和48年に入広瀬村(現魚沼市)が買い取り、その後は
 民俗資料館(村指定の重要文化財)として静態保存され
 た。
 昭和63年に茅葺の上にトタンを被せたものの、昭和40
 年代以降は住居として活用されていなかったこともあり、
 アルミやステンレス、合成樹脂や断熱材など、より住み
 やすい家屋にするための改築がされていない。
 そのため、厩や母家につながる広い土間、養蚕に使わ
 れた小上がりの2階、木枠の窓やふすま、土壁など、当
 時の木造建築の姿をそのまま残し、各地に現存する古民家のなかでも大変貴重なものと評価されている。
 ■ワークショップのお知らせ
詳細はこちら(http://www.noukaminsyuku-aozora.jp/2010jmra.pdf
① 9月18(土)19日(日) 小舞かき&荒壁つけワークショップ、古民家構造見学会。ミニ講座「よみがえる土壁」⇒終了
② 10月10日(日)11日(祝月) 壁板古代塗りワークショップ&チャレンジ!尾瀬沼歩き。ミニ講座「塗装の話」⇒終了
③10月21日(木)地域公開シンポジウム(第1回 空き民家の活用で地域に元気を!)魚沼市役所⇒終了
④ 10月30日(土)31日(日) 荒壁裏返し&土間仕上げ三和土(タタキ)づくりワークショップ⇒終了
⑤ 11月3日(祝水) 伝統の食を見直すミニトーク&収穫祭(東京にて)⇒終了
⑥ 11月7日(日) 魚沼目黒邸、佐藤家&紅葉の奥会津叶津番所へ、古民家を見る旅⇒終了
⑦ 12月3日(金) 公開セミナー「たかが空き家活用、されど空き家活用~集落を支え、生業を支えるために」⇒終了
⑧ 12月11日(土)12日(日) 手仕事ミニ講座、古家具、古建具再生&火棚(囲炉裏の吊棚)づくりワークショップ⇒終了
⑨ 2月5日(土)6日(日) セルフビルド(日曜大工)体験、雪掘り(雪下ろし)&雪燈篭(灯ぼたる)づくり体験⇒終了
 ■修復工事は、以下の方々に支えられています。
建物史実痕跡調査:長岡造形大学 平山育男先生(http://www.nagaoka-id.ac.jp/
建築工事:井川工務店(魚沼市)
曳家・土木工事:佐松組(見附市)
左官工事:大熊工業(十日町市)(http://www.o-kuma.jp/
設計:住まい空間研究所(新潟市)
協力:㈱エクスプローラ「地球探検隊」(東京都)(http://www.expl.co.jp/index.html)、農家民宿青空、
ワークショップ参加者、地元の皆さん

Written by on 10月 7, 2010 under .

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