魚沼産メイプルに向けて
今シーズンより、越後ハーブ香園内のイタヤカエデの樹液を採取し、メイプルシロップの製造に向けた取り組みが始まりました。
2月9日、16日、23日に、魚沼市観光協会主催「メイプルサップ採り体験ツアー」を開催しました。
メイプルの樹液を採取する「越後ハーブ香園入広瀬」は、除雪対象地域外に位置しているため、スノーシューをはいて現場まで歩いていきます。
樹液は、ポタポタと垂れてくるため、事前に仕掛けておきます。
ガイドからメイプルの木の話しからシロップができるまでを説明したり、皆さんに新たな容器を取り付けてもらい、そして、メイプルサップの味を体験してもらいます。
左から、紅茶、ハーブティー、メイプルサップ原液、緑茶。
メイプルサップ自体に味はないので、茶葉が持つ風味を損なわず、甘みのあるお茶を淹れることができます。
ハーブティは、「越後ハーブ香園入広瀬」で10月に摘んだフレッシュハーブ4種類を冷凍保存していたものを使いました。
越後ハーブ香園は高台にあるため、積雪時期は急斜面がスライダー(滑り台)に早変わり。
(ソリを使わなくても、厚手のビニールやお尻だけでもOK!)
大人も子供も大喜びの時間を楽しみ、夜は美味しい食事をいただきます。
もちろん、メイプルを使った食事もあります。
薪ストーブがあれば、暖を取りながらシロップを煮詰めることもできますね。
インターネットで調べると、カナダでは、自分で採取したメイプルサップでメイプルシュガーを作る家庭もあるようです。
メイプルシュガーを作るには、大量のサップ(樹液)が必要ですので、日本で個人的に作ろうとするのには現実的に難しいですね~。
3回のツアーで、日本各地から総勢22名の方にご参加いただきました。
また、この取り組みについては新潟の放送局とNHKで、それぞれ紹介していただきありがとうございました。
現在は、来シーズンに完成品を世に送り出せるよう、製品化に向けて試行錯誤が続いています。
来シーズン、楽しみに待っていてください!!
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