サトウカエデ 植樹報告
令和元年度 公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金助成事業として、2019年夏~2020年6月にかけ「楓の森づくりを核とした森林体験」事業を行いました。
当初の予定では、森林体験として刈払機・チェーンソーの講習会、ボランティア活動、炭焼き体験、ツリークライミング体験、自然観測会などを2019年に計画していましたが、ツリークライミング体験会以外は、市内で発生したクマによる事故や法規改正などにより、事業を中止せざるを得ませんでした。
そこにきて、2020年のコロナ禍。
サトウカエデの苗木は、2019年秋に手配済みのため、何としてもサトウカエデ30本を植樹しないとならないのに、コロナ禍中ゆえ不特定多数のボランティアを募ることもできません。
そこで、もともと遠足などで定期的に来園している地元の入広瀬小学校に、ダメもとで協力を要請。
この時は市内でのコロナ感染がなかったこと、屋外での活動であることから、協力していただけることになりました!
当日は快晴で暑いくらいの陽気になり、子どもたちの背丈よりも大きい苗木を、4グループに分かれて協力し合いながら合計30本植えてくれました。
植樹後は、ハーブ香園産のハーブで水だしした「ハーブウォーター」の試飲。
おいしい~!という声もあれば、う~ん・・・。という声も。
大人でも、ハーブを飲み慣れていなければ、なかなか飲みにくいもの。
子どもが、う~ん・・・。というのは、ごもっとも(笑)
でも、残さず飲んでくれました。
皆さんが植樹してくれたサトウカエデは、その後、毛虫の被害にも遭いましたが、枯れることなく根付いてくれました。
本日撮影した、サトウカエデ。
約20年後にはこの苗木が大きくなり、秋には真っ赤な紅葉が入広瀬小学校からも見えることでしょう。
そして、冬にはメイプルサップ(樹液)を採取し、煮詰めてメイプルシロップに。
子どもたちが大人になった頃には、入広瀬の新たな特産品となりますよ!!
自分たちが植えたサトウカエデから、メイプルシロップが作れる・・・・。
植樹してくれたメンバーから、メイプルシロップ作りに携わる人が出てくれることを願って。
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